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とっても簡単!試験管に雪を降らせよう!

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小中学校で最適な実験です。

結晶を作る実験の延長で行うと良いでしょう。



塩化アンモニウムという物質を使います。

世界一マズい飴として有名な「サルミアッキ」という北欧のキャンディーに含まれています。

アンモニウム塩ですから、塩味とアンモニア臭があり、とても食べにくいようです。


研究用試薬は、当然食品用としては使えませんので、口に入れてはいけません。

ですが、食品に使われるものですから、比較的安全な物質で、子どもたちにも扱わせやすいでしょう。



やりかたは簡単。

1.試験管などにお湯を入れ、塩化アンモニウムを解けるだけ溶かします。

2.ゆっくり冷まして、結晶が現れる様子を観察します。

3.現れた結晶はまるで雪の結晶のようになり、試験管の中で美しく降り積もる様子が観察できます。


「なかなか結晶にならない」と言われる先生がいらっしゃいます。

このような先生は、教科書どおりに正しく実験されていらっしゃる方です。

精製水ではなく「水道水」を使ってみてください。

この実験の場合、結晶の核となる不純物が含まれていたほうが速やかに再結晶が起こり、美しい雪が降ります。

ミョウバンや食塩などの結晶を大きく育てるような実験の場合は、逆に精製水を使い、ほこりなどの不純物が混入しないよう、蓋やラップをしましょう。

結晶のタネではなく、不純物で再結晶を起こし、たくさんの細かな結晶が散在する状態になりやすくなります。




再結晶の実験では「準安定領域」といって、飽和温度未満になっても結晶が現れない温度の領域があります。

不純物はこの領域を小さくします。

不純物などの「きっかけ」が存在すると、物質の状態が変化しやすくなります。

汚いコップにコーラやビールを注ぐと、炭酸が抜けやすいのはこのせいです。
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Author:第三理科室
遺伝子工学を専攻し、その後理科教師の道に。現在は理科の楽しさや大切さを、理科実験を通して伝える活動をしています。

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