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温かい炭酸飲料ができてしまった!その技術とは…

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以前、なぜ温かい炭酸飲料がないのか、という記事を書きました。

固体(砂糖や食塩など)の場合、水が温かい方がよく溶けます。

二酸化炭素のような気体の場合、水が冷たい方がよく溶けます。

ですから、温かい炭酸飲料を作るのは、技術的に難しいはずでした。

ところが昨日でしょうか?突然テレビやラジオの各番組で「ホット炭酸」が発売されたと紹介されました!

一体、どうなっているのでしょう??



技術の内容が気になって、チラッと調べて見ましたが、やはり公開されていない様子。

で、私なりに考えられる方法を記述しておきます。(正解かどうかは分かりませんので悪しからず)



1.高圧に耐える容器

まず、炭酸飲料を容器に封入する所までは普通にできますよね。

炭酸飲料には普通は溶けない量の二酸化炭素を無理やり溶かしてあります(過飽和と言います)ので、とにかく二酸化炭素は期待となって飛び出そうとします。

容器の中の圧力が目一杯になれば、二酸化炭素の放出が止まります。

容器を温めると、二酸化炭素が飛び出す力がさらに大きくなり、冷たいときよりも容器内は高い圧力になります。

まず、この圧力に耐える容器であることが前提条件にあると思います。

これをクリアできれば、フタを開けさえしなければホット炭酸をお店の棚に並べることだけは可能です。

問題はフタを開けた後です。



2.不純物を極限まで取り除き、吹き出しを防ぐ

日本の技術ならば、高い圧力に耐える容器を作るのは簡単なことでしょう。

と言うか、もしかすると従来のものでも耐えられるのかもしれません。

一番厄介なのは、フタを開ける瞬間でしょう。

今まで圧力で押さえつけられていた二酸化炭素が一気に開放されてしまうため、

飲料水に溶けている二酸化炭素が一気に気体になります。

ですから、炭酸水を振って開けた時のように、泡が吹き出すことになります。

過飽和状態を維持しやすいのは、飲料水内の不純物が極力ないことです。

一般の飲料水よりも、もっとキレイにろ過した水を使用しているのかもしれません。

また、飲料水の味や香りを調整する添加物も、二酸化炭素の泡を発生させにくいものを使用しているのでしょうね。



3.泡を消す工夫をして、吹き出しを防ぐ

コーラのように糖分が多いと粘り気が出るので、泡が消えにくくなります。

逆に、泡ができにくくなる消泡剤となりうる物質を添加しているのかもしれません。

もしや成分表示があるのでは?と思って、ホットジンジャーエールの成分表示を調べた所、「砂糖」は入っていました。

ところが、ジンジャーエールなのに「乳化剤」が入っているのです。

実は、乳化剤というのは、その名のとおり「乳化」に使われるのですが、他にも「起泡」「消泡」にも使われます。

つまり、出る泡をすぐにはじけさせて、容器から噴出さない工夫をしているのは間違いなさそうです。



4.容器の内壁に工夫をして、吹き出しを防ぐ

炭酸飲料をコップに注ぐと、コップの壁に泡が付きますね?

コップの壁が切欠となって、二酸化炭素が気体になるからです。

よく、ビールを注ぐグラスはきれいに洗えって言いますよね?

容器の内壁にも特殊なコーティングをするなどしているのかもしれません。


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台風24号ヤバいですよ!最大限の警戒を!

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台風24号が近づいております!!

とてつもない強さの上、台風の東側に当たる地域が出てくるようですので最大限の警戒が必要です!

台風は西側よりも東側が当たる方が、風が強くなります。

これは、風が台風の中心に向かって反時計回りに吹き込むからです。

西側は台風の進行方向とは逆に吹く風になるため、風が弱くなります。

東側は台風の進行方向と同じ方向に風が吹くため、風が強くなります。



時速30kmで走る車の中から、進行方向と逆にボールを時速100km(車の中の人から見て)で投げると、ボールは時速70kmで飛ぶことになります。

進行方向と同じときは時速130kmになります。

これと同じことが台風でも起きます。



特に九州は東側が当たるようですので、台風対策を今のうちに!

また暴風圏内に入ったら、窓ガラスが割れる可能性も考えて、カーテンまでしっかり閉めるようにしましょう。

うちの庭も片付けねば…!!


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かず先生の理科室より
プロフィール

第三理科室

Author:第三理科室
遺伝子工学を専攻し、その後理科教師の道に。現在は理科の楽しさや大切さを、理科実験を通して伝える活動をしています。

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