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雪が「しんしんと」降りつもる理由。

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日本語では雪が降る表現で「しんしんと」と言います。

とても美しい日本語ですね。

実は、この「しんしん」という擬音語には科学が隠されています。



私の住む地方は雪が積もることは珍しいです。

そのような地方の方はあまり経験が無いかもしれませんが、雪が積もるといつもより静かなことを知っていますか?

クッション状に降りつもった雪は、音を反響させずに吸収するからです。

トンネルのように周りを固いコンクリートで囲まれたような場所では、音がよく響きますが、もしも周りをスポンジで覆ったら反響しなくなるのは容易に想像つきますよね。



「しんしんと」という言葉は、大変静かな様子を表したものです。

背景には、音の吸収という科学が隠されているのです。

まだまだ寒さはこれからですが、皆様お体に気をつけて。
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実験動物がやってきた。

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新規事業等で大変いそがしく、更新が遅い日々が続いています。

メール等いただいて、返信できていない方すみません。



さて、難しい題材ですが動物実験に使われる動物についてお話します。



私の出身大学も、薬学系の研究がありましたので動物実験棟が存在しました。

近くに慰霊碑も立っています。

製薬メーカーや各研究所などでも、広く動物実験は行われています。

皆様は、この現実をどのように受け止めるでしょうか。



薬の恩恵を受けたことが無い人はほとんどいないでしょう。

手術などを受けたこともある人もいるでしょう。

化粧品を使ったことがない大人の女性も少ないでしょう。

こういった薬や新しい手術法の開発、化粧品の安全性を試験などでは、必ずと言っていいほど動物実験が行われます。



確かに、薬や手術や化粧品は無くても最低限であれば生きていけます。

しかし私たち人間は、医療が発達して寿命が延びて喜んでいるのは事実です。

女性が美しく変身できているわけです。

現段階では動物実験を否定するなら、医療や化粧品などの動物実験が関わる全てのものを否定すべきです。

ですから、頭ごなしに研究者を責めないでください。

現在の医薬品の認可には動物実験などの信頼できるデータが必要なのです。



実際に動物実験に関わっている知り合いがいます。

殺処分が忍びなく、自分で持ち帰って育てています。

もちろん、育てられる数には限界がありますから、信頼が置ける周囲の知人に頼んで1つでも多くの命を救おうとしています。

研究者も同じ人間。思うことは皆さんと同じです。

ということで、その中の1匹が私の家にもやってきました。

血統書付きのアメリカンショートヘアーですよ。





牛肉・豚肉・鶏肉・魚を食べたことが無い人もほとんどいないでしょう。

私たち人間は生きるために命を頂く必要があります。

ですが魚以外は自らの手で殺し、さばいている人はほとんどいません。

だから平気で「動物実験なんてなくなればいいのに」と言う人が多いのでしょうね。

自分が嫌がることを誰かがやってくれているのだと考えてください。



皆さんにもできることがあります。

薬を使うなとは言いません。

なんら後遺症もない実験動物も安全性試験に使われただけで殺処分されています。

担当者や研究者が持ち帰るという話も多く聞きますが、数に限界があります。

ですから、もし犬や猫を飼おうと思っている方や余裕のある方、そして最後まで責任を持って育て、幸せにしてあげられる方は、ダメ元で大学や研究所、製薬メーカーに聞いてみてください。

殺処分にもお金がかかりますから、無償で譲ってもらえる可能性があります。

研究で使う動物は、身元や出生環境がはっきりしていなければなりませんから、血統書付です。
(血統書が貰えるかは分かりませんが)

犬はビーグル、猫はアメリカンショートヘアーなどが多いです。



研究者もそのままで良いとは誰も思っていません。

実は、医薬品の臨床試験では、犬・猫で安全だたら100%人間でも安全というわけではありません。

遺伝子が違うのですから、種によって特別な副作用が出る可能性を否定できないからです。

ですから、遺伝子から主作用・副作用を考えて薬を作る「遺伝子創薬」というものの研究が進められています。

動物実験の必要が無いようにする努力も続けているのです。

遺伝子というのは複雑で、一筋縄にいくものではありませんが、少しずつ遺伝子創薬が始まっています。


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Author:第三理科室
遺伝子工学を専攻し、その後理科教師の道に。現在は理科の楽しさや大切さを、理科実験を通して伝える活動をしています。

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