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金白か黒青か。なぜ人によって色の見え方が違うのか。

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この画像の服、あなたは金色と白色の服に見えますか?それとも、黒色と青色の服に見えますか?

金白vs青黒

最近、ネット上を騒がせている、有名な写真です。

色覚に関係するので、このブログでも取り上げてみました。

私は最初、金と白に見えました。

でも、ちょっと目を離して再び見ると黒と青に見えました。

色盲・色弱ということではありません。

海外の統計では、金と白に見える人が圧倒的に多かったようです。

ですが、本当の服は「青黒」なのです。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?



私達は、無意識に色の調整をしています。

例えば、照明で多く使われる、白っぽい光の「昼光色」とオレンジっぽい光の「電球色」。

白い壁紙の色は、どちらの電球でも白く感じます。

でも、オレンジの光を白い壁紙に当てれば、壁紙はオレンジっぽくなっているはずです。



どちらの色の光でも「白」と感じる理由は2つあります。

■元々「白である」ということを知っていること。

■周囲の物の色の変化を感じ取り、比較し、無意識にオレンジの色を引いていること。
 ※フォトレタッチをしたことがある方なら分かると思いますが、「色相」を変化させているのですね。


さて、問題の写真は、見てお分かりのようにきれいに取られた写真ではありません。

カメラも良くないのでしょうし、光の当たり方が強いのか、カメラの露出が高すぎるのかもしれません。

服が明るく映りすぎたため、黒も青も褪せて見えます。

青い部分が「本当は白だけど、写りが悪くて青白くなっている」と判断した場合、無意識に青を引こうとします。

褪せて写った黒部分も同時に青を引いて、より薄い「黄土色」くらいに感じるのでしょうね。

逆に、青い部分が「本当は青だけど、写りが悪くて褪せて写っている」と判断した場合は、無意識に青を足そうとします。

すると、褪せて写った黒部分にも青が足され、より濃い「黒」に感じるのでしょう。



カメラの撮り方によって、黒青の服をごく明るく撮った写真と、金白の服をごく暗く撮った写真では、かなり近い色になります。

人間の脳が、どう色を調整したかによって、どちらにも振れるのです。

問題のこの写真は、たまたまそのような絶妙な色に写った奇跡(?)の写真と言えるでしょうね。
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月食終了後、月が眩しかった件。

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昨日、2014年10月8日は皆既月食でした。

晴天で、私もばっちり観察できました。

皆様はご覧になりましたか?

くっきりと地球の影が落ちていましたね。

皆既日食ほどレアではないため、それほどの感動はありませんでしたが、月食が終わった後、あることに気づきました。

最近作成している、ゲルマニウムラジオの受信具合を確かめるため、玄関を開けたところ、

玄関前がやたらと白く、明るいのです。

玄関前のライトをつけていなかったのですが、少し離れたところから蛍光灯で照らしているような感じ。

自分の影がくっきり地面に落ちるほどです。

原因は満月でした。

月がこんなに眩しく感じたのは初めてかもしれません。


月食の日は月―地球―太陽が一直線に並ぶ日です。

月食直後なので、少しずれてはいますが、月の反射光が最も強くなるのかもしれません。

でも月は球体なので、反射の方向は…ブツブツ。。。

まぁ、元々快晴。秋で空気も澄んでいるので、光が強く見えるのかもしれませんけど。



天文学には詳しくないので、普段の満月と月食時の満月の光量差がどの程度あるかは分かりませんが、

月食前後は特に月が明るくなるのかなぁと感じました。

詳しい方がいらっしゃいましたら、教えてください。

左回りが多い理由。

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少し前から、広告を出させていただいていますが、

パトリという学習アプリの製作に携わっています(私はボランティアです)。

しばらくブログをサボっている間に、そちらでは理科のチームリーダーに任命されてしまいました^^;

で、製作者の間でおもしろい質問が出ましたので、ご紹介します。



「なぜ右折より左折のほうがしやすいのか?」

特に、バイクなどでは感じるでしょう。



心理学に「左回りの法則」というものがあります。

例えば人は道に迷うと、無意識に左を選ぶのです。(T字路の場合)

他にも、陸上競技のトラックは左回り。

スケートリンクも、野球も左回りです。

この法則を利用して、マーケティングの世界でも左回りに作られています。

スーパーやコンビニ、遊園地など、左回りに見て回るとスムーズになるようにできています。

逆に、お化け屋敷などのようなものは右回りで、違和感を感じさせるつくりになっているそうです。



左回りについての議論はされていますが、諸説あって解明されていないようです。

この手の話には科学的理由があるはず。

私も少し考えてみました。



よく言われるのは次のとおり。

■心臓が左寄りにあるので、左回りをしたほうが心臓を守ることができるから。(心臓説)

■重たい肝臓が右側にあるので、左に傾いたほうがバランスをとりやすく、左回りの方がしやすい。(肝臓説)

■右利きの人が多く、右手のでバランスをとりやすいので、反対の左回りの方がしやすい。(利き手説)

■運動場のトラックが左回りで、小さなころからそれに慣れているから。(後天説)

■右脳と左脳の働きの違いから、左回りの方がバランスをとりやすい(右左脳説)



私は、これにもう一つ加えたいと思います。

■地球の自転によって発生するコリオリの力により、左回りの方がしやすい。(コリオリの力説)



お風呂の栓を抜いて、水を流すとき、排水溝へどのように流れるか知っていますか?

北半球の場合、水は反時計回りに落ちていきます。

台風も反時計回りです。

赤道に近くなるほど、地球に乗っている私たちや水、空気は速く進みます。

北極や南極に近づくほど、遅くなります。

赤道では最も長い距離を1日で進むのに対し、自転軸上では1日かけてその場で回転するだけだからです。

この差によって「コリオリの力」という見かけの力が発生します。

北半球では進行方向に対して右に、南半球では左です。

ですから、走っているときのように、内側に重心をかけると、左回りになるのが自然なのです。



ところで、なぜ右利きの人が多いのでしょうか?

実は、これもコリオリの力が関わっているのではないか、という説があります。

人間の発祥地である、北半球のコリオリの力によって、右手の方が使いやすかったのではないかと。

実は、DNAも右らせんです。

私たちの体も化学物質ですから、コリオリの力のようなエネルギーを受け、それに従ったつくりをしていると考えるのが自然です。



人間の左回りの法則というのは、太陽が発生し、地球が発生し、左回りをし出した地点で定められた運命なのかもしれません。

私たちは右か左かという小さなことでも、宇宙に翻弄されているってことになりますね。

「コリオリの力説」というより、「宇宙説」にまで広がったお話でした。

広い視点で物事を考えることが、科学ではとても大切なことです。


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Author:第三理科室
遺伝子工学を専攻し、その後理科教師の道に。現在は理科の楽しさや大切さを、理科実験を通して伝える活動をしています。

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